BTAとはBoring&Trepanning Associationの略であり、1942年にDr.Beisnerによって発明された深穴加工専用機械です。

それまでの深穴加工機械とはまったく異なる仕組みであり、美しく高性能な穴を効率よくあけられる方法として、各国で発展しました。
その後、規格が統一されBTA方式と呼ばれるようになりました。

当初は大砲の砲身に穴をあけることが主な目的でしたが、現在ではあらゆる産業機械の加工に利用されています。
BTA方式では、タンクにある切削油は高圧ポンプを通り、圧力頭(Oil Pressure Head)の穴から高圧で送り出され、加工物とボーリングバーの隙間を通ってボーリングバーの先端にある刃先に達します。

そして、切屑とともにボーリングバーの中を通ってオイルタンクに戻ります。そのため、切屑が穴の内側に接触したり害することがないため、非常に綺麗な深穴を開けることができます。

BTAの特徴

深穴加工を高能率で行うことができる
高精度の穴が得られる
良好な仕上げ面が得られる
中、大径穴に向いている

加工対象

深穴径
Φ20㎜–Φ130㎜
最大外径 x 材料長さ
Φ300 x 3000㎜
加工できる材質
構造用鋼、ステンレス鋼、プリハードン鋼、軸受鋼(ベア鋼)、工具鋼(炭素・合金・高速度工具鋼等)、耐蝕・耐熱合金 加工が困難とされるNi基、系チタン系、アルミニウム系、銅系、 樹脂系の深穴加工、また協力工場による高精度ホーニング仕上げにも対応します。ご相談ください。
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