BTAとはBoring&Trepanning Associationの略であり、1942年にDr.Beisnerによって発明された深穴加工専用機械です。
それまでの深穴加工機械とはまったく異なる仕組みであり、美しく高性能な穴を効率よくあけられる方法として、各国で発展しました。
その後、規格が統一されBTA方式と呼ばれるようになりました。
当初は大砲の砲身に穴をあけることが主な目的でしたが、現在ではあらゆる産業機械の加工に利用されています。
BTA方式では、タンクにある切削油は高圧ポンプを通り、圧力頭(Oil Pressure Head)の穴から高圧で送り出され、加工物とボーリングバーの隙間を通ってボーリングバーの先端にある刃先に達します。
そして、切屑とともにボーリングバーの中を通ってオイルタンクに戻ります。そのため、切屑が穴の内側に接触したり害することがないため、非常に綺麗な深穴を開けることができます。
求人に関するお申し込みやお問い合わせは
下記専用フォームよりご連絡ください。