ガンドリルマシン(Gun Drill Machine)とは文字通り、小銃や猟銃などの穴をあけるために開発された機械です。その特性から、小径の穴あけ加工に非常に優れています。

ガンドリル方式では、切削油を高圧ポンプで供給しながら、ドリルを回転させて切削を行います。高圧の切削油は、ドリル内部の油穴を通って刃先から噴射され、回転するシャンクの外側に設けられたV溝を通って外部へ流れ出ます。

この切削油の流れに切屑をのせることで、切屑がスムーズに外部へ排出される仕組みとなっています。

通常のドリル加工では切屑が内部に詰まり、金属素材を傷つけてしまう恐れがありますが、ガンドリル加工では、内面を傷つけることなく、美しい深穴を開けることが可能です。

ガンドリルの特徴

深穴加工を高能率で行うことができる
高精度の穴が得られる
良好な仕上げ面が得られる
小径穴に向いている(φ2~φ32)

加工対象

深穴径
Φ2㎜ – Φ32㎜
加工長
ΦL/D = 125
最大外径 x 材料長さ
Φ300 x 3000㎜
(但し、重量には制限があります)
加工できる材質
鉄、アルミ、銅、非鉄金属、樹脂など
加工が困難とされる高硬度材、ステンレス鋼、Ni基系、耐熱鋼の深穴加工、また協力工場による高精度ホーニング仕上げにも対応します。ご相談ください。
仕事のご依頼やご相談、事業内容に関するご質問などは
お電話またはお問い合わせフォームより承っております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

求人に関するお申し込みやお問い合わせは
下記専用フォームよりご連絡ください。

採用応募フォームへ
お問い合わせ
求人について